データ区分 | : | β分画の異常 |
71 歳 女性 | ||
泳動コメント | : | β位に52.8%のM蛋白。 |
検査の流れ | : | Mピーク、IgA定量値(免疫比濁法)と蛋白分画のβ分画の絶対値(TP×β分画値)がかい離 →免疫電気泳動、抗アルブミン血清によりM蛋白と同じ位置に異常沈降線 →免疫固定法 →ウエスタンブロッティング |
要 約 | : | 血清IgA濃度と蛋白分画で染色されたM蛋白の濃さとにかい離があった。IgA2m(2)である可能性が高いと考えられた。 ポリクロナールな免疫法と電気泳動法では、電気泳動のほうが真値に近い。 |