第12回 特別演題「血清蛋白分画の成績管理」(10)


分画パターンと傾斜度の例 M蛋白とそれに類似する多クローン性の高γグロブリン血症の分画パターンと傾斜度の例を示します。上段2つがM蛋白、下段2つが高γグリブリン血症です。+の数値が陽極側、−の数値が陰極側の傾斜度です。特に問題となる低M蛋白と比較的鋭いピークをもつ高γグロブリン血症が、陽極側傾斜度4以上の基準でうまく判別できました。



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