CKアイソザイムとマクロCK(11)

 これは常光さんの等電点電気泳動装置なんですが、長年使わせて頂いております。CK−MMのアイソフォームをこれで示しておりまして、MMの3、2、1ということです。これでMM活性を調節しまして約11000IU/L、約7600IU/L、約5700IU/L、2800IU/L、1400IU/Lという風に調節しまして、通常の正常な大人の血清に混ぜまして、そしてインキュベーションしまして、あとIgA を抗IgA でイムノフィクセイションしましたら見えなっかた位置にCKが固定されて参りました。固定された活性がCK活性が高い程高くて、低い程低いということで、先ほど患者さんの血清中でみられたのと同じような現象がin vitroでも再現できました。



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