第 3 回発表・抄録番号 7
LDHが異常に低値な症例 【検査の進めかたのヒント】
- 原因不明のLDH活性の変動(高値または低値)を発見したら、他の検査データ、とくに酵素活性データをよく観察し、矛盾がないかどうか検討する。
- 異常泳動像を発見したら、血清中には多くの修飾因子が存在しているので、細胞(赤血球、白血球、腫瘍など)でのアイソザイム測定を行う。LDHは赤血球中に多く含まれるため、溶血液を泳動するとよい。H/M比が異常の場合は、サブユニット欠損を疑ってよい。
- 免疫グロブリン結合性LDHを疑う場合は、分子量測定、免疫固定法などにより確認する。
- 失活因子を疑う場合は、採血後の活性変化を経時的に測定したり、正常血清と混和後活性を測定したりという方法で確認する。
【参考文献】