第 8 回発表・抄録番号 1

血清蛋白分画において複数のM蛋白を認めた1例 (2)

 スライドが、汚くて見にくいかと思いますが左は、免疫電気泳動、右は免疫固定法です。共に、寒天・アガロース1:1の混和ゲルで行いました。
 血清蛋白分画で観察されたβとfastγ位のM蛋白は、Ig G−κ型と同定、さらに、α 〜β位の増加分画は、正常血清Ig Aより陽極よりにM−bow を認めましたが、Ig A−κ型M蛋白と確認致しました。免疫固定法において、Ig A−κ型分画が、通常のM蛋白よりも幅広く観察され、固定法におけるIg A−κ型M蛋白の同定に疑問を持ちました。

 尿中免疫電気泳動パターンでは、IgA−κ型と、Bence Jones−κ型が認められました。



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