第 8 回発表・抄録番号 2

Separax−SP膜及び各種セ・ア膜と反応IgA型M蛋白例について (10)


患者血清およびF3(ゲル濾過分画)の
SDS-PAGEパターン


 
 次に患者血清及びゲル濾過によって得られたF3分画を用い、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行って分子量の推定をし、分子構造に異常がないかを調べてみました。
 患者血清におけるIgAの分子量は16〜17万前後ですが、F3分画を2−MEで処理しα鎖、κ鎖に分けると、α鎖約6万4千、κ鎖約2万3千で、それぞれを2倍すると合計17万4千となり、IgAの分子量とほぼ一致することから、ドメインの欠損などによるIgAの構造異常は考えられませんでした。



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