![]() | 先ほどのはIgA の場合なんですが、IgG の場合こう云う例がございます。当院では、新生児仮死の場合BBの活性を測定することにしているんですが、一番上の出生後12時間ではBBが、右側ですけれども、高かったり、24時間後には陰極側MMの陽極側になんかぼんやりしたものが見えまして、48時間後にはBBの活性がぐっと減少しまして、MMの陽極側に過剰なバンドが出ております。こういう風にBBとIgG の複合体を作ることによってフリーのBBが急激に減りますので、BBがIgG と結合することにより活性が低下するのではないかという気がしております。先ほどのIgA とMMの活性もMMの活性が高くなれば複合体が見られるという話だったんですが、BBの活性も30℃で測定致しまして200単位以上、ですから37℃でいきますと300〜400単位以上BBが出ますと、この複合体が出る気が致します。従いまして、このCKに関しましては免疫グロブリンとの複合体は活性が上がれば出てくるものではないかという様な気が私は致します。 それからミトコンドリアCKの話を一枚だけさせて頂きますが、ミトコンドリアCKは、通常はマクロCKタイプ2と申しますから・・・ |