第 12 回発表・抄録番号 1

骨髄移植後に遭遇したM蛋白血症 (7)


症例2 Mixed Lineage Leukemia
PBSCT後のM蛋白血症


 MLLの患者の末梢血幹細胞移植の経過を示します。MLLとは系統混合白血病といわれ、骨髄系とリンパ系の二系統の形質をもつ白血病です。移植後皮膚のGVHDが認められ、GPTが上昇し、肝生検の結果ウィルス性肝炎と診断されました。その後サイトメガロウィルスによる間質性肺炎を併発し、ほぼ同時期に血清中のIgMとM蛋白の増加が認められました。移植後リンパ増殖性疾患になるのではないかと主治医が思い免疫抑制剤を使わずに経過観察しM蛋白と免疫グロブリンの減少後、ステロイド及び免疫抑制剤を用いて改善が見られた症例です。



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