第 12 回発表・抄録番号 2

治療経過中に複数のIgG-κ型M-bandが出現したIgA2型多発性骨髄腫の一例 (8)

 まとめです。
  1. β位〜fastγ位に認めた2本のM-bandは、IgA2-λ型のM蛋白であった。
  2. ME処理により、陰極よりに認めたbandは、IgA2-λ型重合体であることが判明した。
  3. PBSCT後、IgA2-λ型M-bandに加え、複数のIgG-κ型M-bandの出現を認め、そのサブクラスはIgG1優位であった。
  4. 今後IgG-κ型M蛋白がどのように経過を示すのかフォローアップしていきたい。
 先程の症例と違うところは、先程は同種のPBSCTをおこなっていますが、この患者さんは自己末梢血幹細胞移植を行っていることと、先程の症例では移植後に感染症が発見されていますが、この患者さんでは移植前にはIVHからの細菌感染などがありましたが、移植後には細菌感染やウィルス感染を疑うような所見はなく今は患者さんの状態は安定しています。 以上です。



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