第 6 回発表・抄録番号 1

セパラックスSPによる蛋白電気泳動で正常5分画のγ分画より陰極側に出現したM蛋白様分画の検討 (8)

【易動度のずれについて】
  • (司会)ちょっと説明して頂きたいんですけれど、普通まず免疫固定といいますと、タンパクというのはまずH鎖のIgG のとこと、L鎖のκλどちらかというのは易動的に同じでないとおかしい訳ですよね。例えば易動度がちょっとずれたらそれは例えば血沈病であるとか、BJ蛋白とか普通は移動いたしますけれどもその辺いかがですか?

  • (共同研究者)ちょっとずれてるんじゃないですかという点について。たぶん私の処理が悪いと思うんですけれども、今の時期部屋に冷房も入っておりますので若干乾燥ぎみなんですね。特に、抗血清を染み込ませた膜をセ・ア膜につけているんですけれども、かなりλの値がバンドが陽極側にありますので、つける前の時間によるんですけれども、つける時間があまり経つと若干の蒸発がありますので、もしかしたらバンドがつけるまでに少し陽極側に蒸散をかばうためのバッファ流というのがありますから若干行ってしまったんではないかと思うんですけれども・・・どうでしょう。

  • (共同研究者)それでは補足で、一緒にやってるものですから。
    先程スライドでみていただいたようにIgG だけだと4倍希釈血清なんですけれど、IgG のサブクラスをやる時には、20倍血清なんです。そうすると蛋白濃度が薄いものですから、その間に毛細管現象で少しプラス側に行くみたいなんです。免疫固定の塗布は左から順番に降りて行きます。その近辺にIgGやったときに、ないことを確認すれば20倍血清ですね。どうしても血清では固定してないものですから薄いとどうしてもずれるんです。ですから、血清の蛋白濃度の関係ということでよいのではないかと思います。



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