第 6 回発表・抄録番号 2

セパラックスSPにおいてアルブミン分画が波形帯になった症例 (4)

 
異形アルブミン波形帯発生に関する
これまでの症例の調査結果

異形アルブミン波形帯
セパラックスヒアルロン酸共存時カギ型アルブミン発生
 
γ領域のM蛋白に頻発
セパラックスSP カギ型アルブミンは不発生
体腔液が混入した場合(採血時の誤刺など)に異形化例あり
基本的には不発生
希にβ〜γ領域のM蛋白に発生

 今まで異形アルブミンとか波形帯発生に関しまして調べましたら、このようなことが今のところいわれています。
 異形アルブミンについては、セパラックスにおいてヒアルロン酸が共存時に鈎型が発生する。SPにおきましては、鈎形アルブミン、アルブミンについての異形はあらわれないと、私は思っておりました。導入当時におきましてもセパラックスSPはバンドが全てまっすぐに出るということを聞いておりましたが、今回波形帯を生じまして、採血時に体腔液が混入した場合、アルブミンが異常化することがあるということが膜メーカーを通じてわかりました。
 それから波形帯についてはセパラックスのγ領域でM蛋白が出ることがよくありますが、SPにおいては基本的に出ないと、これは私共も導入当時聞いておりましたけれど、実際は今までに発表がありましたように波形帯はまれにでます。私共もγ領域での波形帯は経験いたしました。



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