![]() | スライドの左は、免疫固定電気泳動パターンで、IgGの抗γ鎖血清、L鎖の抗λ鎖血清に同じ移動度で固定されているのがよくわかると思います。 右は、免疫電気泳動パターンですが、β位のところにM−bowが認められます。免疫電気泳動を観察する中で、非常に重要になってくるのが、M蛋白以外の免疫グロブリン量がどうなっているかです。この症例ではIgA、IgMが減少してないかどうか、即ち抑制されていないかどうかが、悪性の指標となってきます。 よくみてみますと、IgA、IgMの沈降線の長さ、面積とも、正常と比較し、ほとんど差がありません。即ち、IgA、IgMは抑制されていませんので、この症例はまず良性のM蛋白である可能性が高いと思います。 |