![]() | 今度はWestern blotting分析によって構造的にどうか、観察してみました。 患者IgGの分子量は約15万であり、ほぼ正常でありました。2−MEという還元剤が入らない状態でも、遊離のγ鎖、遊離のλ鎖が一部ですけれども観察されました。ということは、構造異常を示すIgGが一部存在しているのかもわかりません。しかし、試料は0.2mL程度しかありませんでしたので、精製することはできず、はっきりしたことはいえません。ただ、患者IgGを合成するγ鎖は、だいたい5万、λ鎖は27,000ぐらいですので、ほぼ正常であり、ドメインが欠損しているといった症例ではないようです。 |