第 9 回発表・抄録番号 1

3本のM−bandを認めたIgA型M−蛋白血症 (5)

 スライド左に示しますように、2-メルカプトエタノール(2-ME)処理した患者血清は、アガロースゲルフィルムの免疫固定電気泳動を行うことにより、M-3のバンドは消失することが確認されました。このことからM-3のバンドは、IgA型M蛋白の重合体であることが推定されました。
 また、2-ME処理をすることにより、λ型ベンスジョーンズ蛋白(BJP)と思われるバンドが検出されました。

 スライド右側にノイラミニダーゼ(Neu-dase)処理した患者血清の電気泳動を示します。ノイラミニダーゼ処理する事により、M-1のバンドは陰極側へ移動しています。M-1のIgA型M蛋白は、シアル酸によって修飾されたものであることが推定されました。



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