![]() | 当院では、日常のルーチン検査において、自動電気泳動装置エパライザーを使用し、支持体はセルロースアセテート膜タイタンV-Tを用いておりますが、fast-γ位に異常バンドを認めた1症例について、ここでご報告いたします。 60歳男性、組織所見で胃を原発とするβcell-typeの悪性リンパ腫と診断された例です。 血清蛋白分画において、fast-γ位に異常バンドを検出しました。上から、支持体別はタイタンV-リポ、セパラックスSP、タイタンV-Tの泳動パターンです。支持体による移動度、バンドは変化ありません。 |