第 9 回発表・抄録番号 3

血清IgA値がかい離を示すIgA型多発性骨髄腫 (4)

 抗IgAサブクラス抗血清を用いたTHE BINDING SITE 社のMINIFIXキットにて免疫固定電気泳動を行いました。方法は、MINIFIXゲルに患者血清を塗布後、PARAGON電気泳動装置にて100V、25分間電気泳動を行い、その後蛋白染色用のトラックには蛋白固定液を、免疫固定用のトラックには通常の特異抗血清及びIgAサブクラス抗血清をそれぞれ添加し、45℃、30分間反応させました。これを脱蛋白後、乾燥し、Acid Blue 29染色液にて染色しました。その結果、スライド矢印の抗IgA、抗κの他に抗IgA2にもバンドが検出され、患者のM蛋白は、まれなIgA2型であることがわかりました。



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