アミラーゼアイソエンザイムアノマリーの検出と意義(19)

 これはそれを要約したものでありますが、2症例の結果を述べておりますので簡単に申し上げますと、正常血清のチャートがこちらでありますが正常血清のバンドがP1、P2、S1、S2これをシアリダーゼ処理しますとまったく変わらない。その血清のS型アミラーゼモノクロナール処理しますとP型アミラーゼのみしか見られない。これは先程示した通りであります。同じように患者さん血清について検討いたしました。シアリダーゼ処理すると早い易動度のアミラーゼはS1S2バンドに一致し、尚かつこのアミラーゼはS型モノクロナール抗体によって活性は90数%を失活し大量に塗布しますとわずかにブロードなバンドが観察される程度と云うことで抗原性はS型でありシアル酸の修飾を受けたものとして理解されました。



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