LDHアイソザイム(12)

 この症例の遺伝子解析は慈恵医大の須藤先生らによって行われました。この例では、エクソン3のコドン131にAからCへの one point mutation が見出され、131番目のアミノ酸はSerからArgへ変化している事が確認されました。このSerはスライドに示した如く、2次構造の中のαヘリックスからβシート構造に転換する場所に位置し、補酵素NADとの結合部位の近くにあり、NADとの結合に異常をきたしている可能性が強く示唆された例であります。



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