第10回 リレー講演より「CK−MM、MBアイソフォームと急性心筋梗塞について」(7)


急性心筋梗塞における
CK−MM、MBアイソフォームパターンの
胸痛からの出現時間帯


 このスライドは、全経過を通じての、各パターンの、胸痛からの出現時間をまとめたものです。MMアイソフォームでは胸痛1時間後ではMM1優位に止まり、MM3優位のパターンにはその後変化し始め、25時間まで続きます。また、MM2優位は8時間以後に見られ、MM1優位には13時間後からもどり始めます。MBアイソフォームでは胸痛から2時間では活性の上昇が少なく検出できませんが、MB3優位のパターンは胸痛後3時間から見られ、MB2優位は4時間後から、MB1優位は41時間後まで見られます。

 このように一連の変化は、胸痛から48時間以内にほぼ終了しますが、MM3優位のパターンは最も早期から、また、MB3優位のパターンは最も、短時間に見られます。



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