アミラーゼアイソエンザイムアノマリーの検出と意義(8)

 このようにdominant Pを観察しその由来及び抗原性をみた訳ですけれどもdominant Pについては、我国にアミラーゼアイソエンザイム電気泳動法を紹介し、尚かつ普及させたと云って良いと思いますが産業医大のOtsuki 先生がいらっしゃいますが・・・Otsuki先生によって我国において初めてdominant Pを報告されましたのが、先生は常染色体性優性遺伝であることを証明致しております。私共も主治医の先生の許可を得て両親及び兄弟の一人を調査いたしました。その結果、お母さんにその患者さんと同じバンドが見られ、もう一人のご兄弟には見られませんでしたが遺伝性が明確に証明されました。

 続いてslow Pという症例もございますが、時間の関係がありまして、抄録に写真を示しましたけれども省かせていただきます。



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