アミラーゼアイソエンザイムアノマリーの検出と意義(9)




Isoamylase Electrophoretic Paterns of Patients' Sera with Macroamylasemia
 
 続いて後天的な異常としてマクロアミラーゼについてですが、スライド2〜6レーンは全て免疫グロブリンと結合したマクロアミラーゼを示しております。ご覧になってお分かりの通り、これらの電気泳動パターンはそれぞれ異なっていることが分かるかと思います。この様にPから近接したP位までに著名なM蛋白様なバンド、それからPから陽極にかけて長いテーリングをしているもの、あるいはSよりさらに陽極にブロードバンドがあるもの、あるいはPからテーリングの見られるもの、それぞれ色んなパターンがあります。

 兵庫医大のTozawa先生は免疫グロブリンのクラスにおいてそれらを特徴付け、特にIgGは(5レーン目がIgG型のパターンになります)比較的テーリングがない、すなわちPかいわいにブロードバンドとして観察されるものが多く、IgA はこの様に色んなパターンをとると云う風におっしゃっていますし、私共の経験からもそういうことが推定できるかと思います。



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